ふり子

【第5回】バナナ事件発生!〜ふり子〜

皆さんお久しぶりです!

ふり子です。

 

 

さて、前回までひたすらルワンダを離れるのが寂しいと書いてきましたが、実はついにジョンゴロマネージャーの任期が終了し、先日日本へと帰国致しました。

 

そこで帰国後、最終ブログを書き始めていたのですが、書いているうちにジョンゴロで以前起きた事件を思い出し、この伝説の事件は絶対に書き残さなくては!!と思い、最終ブログを書く手を止め、こちらの第5回ブログにてその事件の模様を書き記すことに致しました。

 

 

題名にある「バナナ事件」を読み、一体どんな事件?と思われたことと思います。

 

 

実は文字通り、バナナ事件なんです。笑

 

 

事件が起きたのはランチタイム。

 

ランチを食べ終わり、休憩終了まで各々携帯を見たり雑談をしたりしている時間。

 

私もバルコニーに出て携帯を見ながらリフレッシュしていました。

 

そうしたら休憩終了後にオフィスエリアにいた他の日本人スタッフから、従業員のうちの一人がキッチンの冷蔵庫を開け、中にあったバナナを勝手に食べていたとの報告を受けました。

 

以前、ジョンゴロ男性スタッフは全員中二病だとご紹介しましたが、バナナを食べたと思われる従業員の彼は特に重症であるメンバーの一人。笑

 

 

用事のない時以外はキッチンに入らないようには伝えていたのですが、なぜか休憩時にキッチン内にいたようです。

 

これだけでもルール違反となりますが、これに加えて日本人スタッフ用の冷蔵庫を勝手に開け、中に入っているバナナを食べるなんて前代未聞の出来事です。

 

そんなにもバナナを食べたかったのかと不思議に思ってしまいますね。笑

 

 

今回は盗みと言えど、たかがバナナであったため、会社の機密情報流出やお金に関わる問題にはなりませんでしたが、今回の彼の行動はバナナに関わらず、今後も財布や大事な会社の資料など他人のものを勝手に自分のものにし、外部へと持ち出す可能性を示しています。

 

その点で彼には今回自分の行った行動の意味、またその重みを理解してもらう必要がありました。

 

 

翌日、彼に直接事情を聞いたところ、あまり深く考えずにとった行動であり、盗みをしているという認識はなかったとのこと。

 

日本人からすれば、他人のものであればもらう前にその持ち主へ許可をとるのが当たり前。

 

そんなの20年間生きてきたら身につく常識でしょ、と思いますよね。

 

頻繁に彼らにルールをリマインドできていなかった私の責任でもありますが、常にオフィスにいる私でもこれはダメ、あれはダメと全て一から説明することは出来ません。

 

また、日本人である私たちの感覚からすれば、用事のない時以外はキッチン立ち入り禁止というルールがあれば、同じ空間に存在する冷蔵庫も触ってはいけないし、その中にある食べ物を勝手に食べるなんてもってのほかであることは当然なのではないかと思います。

 

ただ、文化も、育ってきた環境も異なるアフリカ人の考え方は私たちのそれとはおそらく少し異なるのでしょう。

 

その後彼と話をし、事の重大性を認識してもらった上で、次再びルールに違反する行為をしたらクビだよと伝えました。

 

 

 

すると次の日、なんと彼は反省文をもって出勤してきました。

 

口だけではなく本当に心から反省している様子。

 

悪気がなかったのはわかりますが、そんな事しても自分のクビを絞めるだけなんだから、こんなに反省するんだったら最初からそんなバカな行動取らないでよ!!と切実に思いましたね。笑

 

 

 

ここで一連の事件の後始末でも最も大変だったのが従業員全員でミーティングをし、ルールの再確認を行った時。

 

まず皆に今回彼のとった行動がいかに重大であるかを伝えました。

そこで驚いたのが、ほぼ全員、リーダーのジェシーでさえ、アフリカ特有の、ものをシェアする文化について説明してきたのです。

 

皆、彼の非は認めている様子。

ただ自分たちの習慣、文化も頭に入れて欲しいとのこと。

 

私は管理側として、彼の今回の行動は今後会社への損失をもたらす事件が発生する可能性を示唆しており、皆にも今回の出来事の重大性を理解して欲しい。

 

アフリカ特有の文化もわかるが、ここは職場であり、皆Jongororoという一つの組織に属しているのだからルールは守らなきゃいけないよねと、英語で必死に説明しました。

 

最終的に皆に理解してもらい、再度ルールを確認し、ミーティングは終了しました。

 

ただ、今でもこの時の大変さは覚えています。

 

 

 

その後、弊社社長の綾子さんからも彼に対して個別で話があったのですが、綾子さんは彼に自分のとった行動の重大さを理解してもらう際、以下のように説明されていました。

 

今回の行動からはバナナではなく財布やパソコン、会社の資料でも同じことが起こる可能性がある事がわかる。

 

もしお客さん側に、この会社では機密情報の漏洩が起こっている事が伝わったら、信頼が崩れお客さんからの受注はなくなる。

 

そうしたら自分だけじゃなくて一緒に働いている同僚たちの仕事もなくなるよ。

 

自分だけじゃなくて、友達の仕事までなくしてしまう事になるんだよ。

 

 

綾子さんは、彼自身や会社側のみでなく、彼と共に働いている同僚らの立場にも立って、自分の行動がもたらす彼らへの影響という視点も取り入れ説明されていました。

 

会社側の事情のみを説明するよりももちろん断然説得力があります。

 

ミーティングで会社側の事情のみを説明し苦戦した私は純粋に、相手の立場に立って考えるとはこういう事なんだ、さすが綾子さんだ、と思いました。

 

 

一大事件でしたが、結果的に私も学ぶことが多くあり、良い経験だったのかなと思います。

 

正直不安ですが、今後も同じような事件が起こらない事を願うばかりです。。。

 

 

以上、ふり子でした!

 

ふり子ブログ、次回が最終回となります!

お楽しみに!

 

 

Jongororoへのオーダー、またグラントお待ちしております。

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